特別研修

毎年恒例ですが今年も全国のしんそう師が集まる特別研修があり、9月20日~21日に大阪の箕面まで行ってきました。

合宿で行う研修会はまるで体育会系の部活のようですが、もちろん2日間みっちり練習漬けで、大人になってから合宿研修をすると気持ちも若返ったような気になるものです。

今年は今までで最高の130名の参加があり、日本国内だけでなく海外からの参加がありました。

特別研修を箕面でするようになったのも、もとは知る限りで一番広い和室があったからなのですが、その箕面の会場ですら130人もいると狭く感じました。

人をよけて歩くのも大変なくらいで…

ここ数年でしんそうの会員の数が急激に増えて、同じ仲間なのに顔や名前を覚えきれません…

でも、しんそうがメジャーになる日も近いのかも?

そんな気がしてワクワクしてきます。

おかげさまで10周年

10年前の今日、岡山市浜に「無痛バランス療法 復元舎」を開いたのです。

真上が主に学生さんが住むアパートで、部屋が一つ空いていたので住まいもそこに移っていました。

住まいが真上だったのもあり、いざざ開くまでは「あれが足りない、これが足りない、ここをこうしたら…」など、結局、開院日の明け方まで開業準備をしていたと思います。

早く準備をしていても眠れなかったでしょうから…

いざ開院当日、広告をまだ出していなかったせいもあり予約は全く入っていなかっったのですが、開業準備をしている時に興味ありそうな人にしんそうの本を渡していたのもあり、「どんなことをするのか話を聞きだい」という方が現れたのです。


当日はしんそうの検査だけをして施術まではしなかったのですが、次の日に来院されるととのこと。

翌日、その方が来られて私にとって初めての患者さんになったのです。

今までマッサージ店で働いているときは痛かったりこってるところを時間をかけて揉んでいたのですが、しんそうでは痛いところやこってるところを全く触れません。

内心「これで本当に大丈夫なのかな」と不安だったのですが、次に来院された時には肩が楽になったらしく、私のほうが一番嬉しかったのを覚えています。

その方は現在の駅前に移転してからも来院されており、どんな治療師でもそうだと思いますが、初めての患者さんは一生忘れないものです。

ビギナーラックと言う言葉もありますが、29日に初めてのチラシが入り二人目の患者さんが来院され、施術後には「歩いても腰に響かなくなった」と喜んで帰られました。

開業は順調にスタートしたかに思えたのですが…

その後パラパラと色んな患者さんが来られるようになると、やがて思ったように結果を出せない患者さんにも当たるようになり、またしんそうの考え方を理解してもらえない患者さんも多く、自分の未熟さを思い知らされていくのです。

それから10年、その当時ではお役に立てなかった患者さんも今の自分なら何とか結果を出せるものも多いとは思いますが、開業当初はビックリするほどの結果が出ることもあれば結果を出せないこともあり、その度に一喜一憂してたと思います。

それにしても10年先なんて開業当初はずっと先のことだと思っていましたが、気がついたらあっという間なんですね。

新聞記事

私が「しんそうを開業しよう」と思い立ったきっかけのもう一つはちょうど11年前の9月17日のことです。

しんそう療方(当時は無痛バランス療法という名称でした)が産経新聞の朝刊に紹介されたのです。

話によると当時の私の先輩のところに通ってた患者さんが新聞に投稿したのがきっかけで、しんそうの本部に取材が来たのです。

その記事は全国から大変な反響を呼び、その日から電話が一日中鳴りっぱなし、数ヶ月は本部になかなか電話が繋がらない状態が続いたのです。

ちょうどその頃の私は、学校も卒業していて仕事は夜で昼間は暇な日があり、勉強がてら何日か電話当番をしたことがあるのです。

来る日も来る日も全国から「うちの近くにないですか?」という電話があるのですが、しんそうは限られた地域にしかなく、紹介する場所は遠いところばかり。

たまたま私がとった中に「岡山にないですか?」という問い合わせがあったのです。

岡山は住んでた町で愛着があるのですがその頃は岡山に「しんそう」はなくて、大阪か広島に行ってもらうしかないのです。

しんそうを求める人はたくさんいる。開業するなら、しんそうがまだない場所で…

そういう思いが強くなったのです。

実際には私が開業する前から、また記事になる前からしんそうのファンは岡山にもたくさんいて大阪や広島に通ってる患者さんもいたのですが…

でも誰もが新幹線に乗ってまで治療を受けに行くものでもありません。岡山で開業することでしんそうを受けれる人も増える、そう思って開業へと続いたのです。

矛盾

明日は日曜日で当院も休みますが、明後日15日敬老の日、23日秋分の日は通常通り施術します。

前回、前々回、その前と開業時のことを書きましたが、私はそれほど独立思考が強くなく、「何が何でも開業したい」と思うタイプではありませんでした。

国家資格取得を目指し、マッサージの学校へ通いながらマッサージ店や整骨院、病院のリハビリなどでアルバイトをしている頃にしんそうに出会い、研修会に参加してるうちにハマってしまい、按摩マッサージ指圧師の国家資格を取得した頃には按摩マッサージに気持ちが離れていたのです。

しんそうが良いからと言ってすぐに仕事に出来る訳でもなく、資格取得後も矛盾を抱えながらマッサージ店で働いていました。

マッサージでは全身を揉むとは言っても、肩こりがひどければ肩を、腰が痛ければ腰を重点的に揉むのが普通であり、例えば「足がダルいから足だけを揉んでくれ」と言われたら足だけを2時間も3時間も揉むことがザラにありました。

しかし肩であれ、首であれ、腰であれ、足であれ、患部が原因ではないはずなのです。

そのことを説明しようにも講釈を言うと嫌われ、言われたことだけをやってくれるのが喜ばれるのです。

お客様本位だから仕方はないのですが、「癒やし」以上のものは何もないのです。いくら癒やしても肩こりの人は何年経っても肩こりですし、腰痛持ちの人は何年経っても腰痛持ちには変わりありません。

割り切って癒やしに撤すれば楽なのかも知れませんが、「しんそう」を知ってしまえばそれに耐えられなくなっていくのです。

しんそうの研修会に行けば一緒に練習している仲間が次々に開業していき、患者さんに喜ばれたり感謝された話をたくさん耳にするようになり、「自分もしんそうで開業したい」という気持ちが日に日に強くなっていったのです。

不思議なものでマッサージ店で働いていた頃には、身体そのものを治すよりつらい所を癒やして欲しい人ばかりだったのですが、しんそうで開業すれば患者さんの症状は同じでもマッサージ店のお客様とは求めてるものが全く違うのです。痛いところを揉んで欲しいと言われたことはほとんどありません。マッサージとは違うものを求める人もたくさんいるのです。

それぞれ価値観も違う訳ですし、「癒やし」を求めるか「変化」を求めるか、患者(お客)さんによってどちらがあっても良いと思います。

しんそうでは変化を求める患者さんの期待に応えてあげられるよう努力すれば良いのですから。

院名

当院の名前は「しんそう岡山駅前」であり、現在は「しんそう療方」を専門にしている会員の院名はすべて「しんそう+地域名」に統一しています。

しかし10年前の開業時、私のようにしんそうに入って3年くらいのキャリアで「しんそう」という名前を使うこと自体、恐れ多くて出来ない時代でした。

「しんそう」と言う院名は数名の古い先輩方だけに認められていて、「いつの日か『しんそう』を名乗りたい」と憧れの存在でした。

そこで開業するに当たり、院名を決めなければならず、歪んだ体を元の体に復元する意味から「復元院」にしようと思って先生に相談すると「『院』を付けるより『復元舎』の方が良い」とのことで「復元舎」としてオープンしました。

それから2~3年後、やってることはしんそうとは違っても「無痛で歪みを治す」とうたう整体院などが全国に増え、それらのものとは違うことを世間にアピールする必要ができたのです。

そこで一部の者から「しんそう」を院名に入れることが許され、私もまずは「藤原しんそう院」に改名しました。

その後、個人名にしんそうをつけるより、地域を代表するしんそうであるために「しんそう+地域名」にして、全ての会員が使えるように話し合われたのです。

そのちょうどその話をしていた頃は現在の駅前に移転が決まる直前のことでした。

当時の場所が後楽園に近かったこともあり「しんそう岡山後楽園」という名前で看板屋と打ち合わせをした頃、「建物を取り壊す」との理由で急遽、移転しなければならなかったのです。

そこでどうせ移転するなら駅前が良いと思って、5年前に移転と同時に「しんそう岡山駅前」と変わったのです。

前回の続き

前回、開業したのが10年前の9月29日と書きましたが24日の間違いでした。

でも印刷が間に合わず最初の広告が出たのが29日ですから、実質は29日で間違いはないのですが…

開業準備はほとんどは中古でもらったものやホームセンターで揃えたものばかりで、業者に依頼することはほとんどありませんでした。

開業へ大きく進んだのが場所を決めたこと。

前々から開業するなら岡山も良いかなと思っていたのですが…、実際に場所(駅前に移る前は浜でやってました)を決めたのが、広島に車で帰省してて大阪に戻る途中、信号待ちをしている時にたまたま店舗募集の貼り紙が目に入ったのがきっかけです。

岡山には2年間住んでいたので土地勘もあり、目立つ場所だし原尾島方面でやるのも悪くないかなぁ~と思って電話をしてみたら話がトントン拍子で進んでいったのです。

今思えば何の計画性もなく、行き当たりばったりで開業したのですが、無謀だとはあまり考えませんでした。

しんそう療方にハマるとマッサージという既成の療法から足を洗って、しんそうを多くの人に広めたい。多くの人に喜んでもらいたい。

技術も未熟なくせに、それだけでスタートしたのです。いくら未熟でもしんそうを出来る人は岡山では他にいない訳ですから…

20日まで大阪のマッサージ店で働いてたので、今考えてもかなりの強行スケジュール…

マッサージ店を辞める時に店のベテランの人が、いかにも「『しんそう』なんて聞いたことがないものを開業してもうまくいくはずがない」という言い方で、「戻りたかったら、店に戻っておいで~」と言われたのを今でも覚えています。

ある意味、エールを送ってくれていたのですが、マッサージに戻ることはありませんでした。

でも開業するのも甘くはなく、そう簡単にいかなかったのも事実です。

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しんそう(R)岡山駅前

プロフィール

しんそう岡山駅前

Author:しんそう岡山駅前
鍼灸専門学校(指圧科)の在学中に「しんそう療方」と出会い、現在はマッサージ他全ての対症療法を捨て、無痛で体のゆがみを治すしんそうの専門院を開いています。

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