会社を辞める

前回の続きです。
私のサラリーマン生活は3年半で終わりました。

バブルが崩壊し、会社が色々なものを見直す雰囲気になったのです。営業所の規模を縮小し、私は岡山の営業所から2年で広島の支店に戻ることになりました。

戻ったとしても代理店の数が増えた訳ではありません。私を含めて、これまで代理店回りをしていた半数の営業の人が飛び込み営業をしなくてはならなくなったのです。代理店回りと違って飛び込みとなると全く相手にされません。本当に自分の無能さを実感し、何の役にも立たない自分が嫌になる毎日でした。

ついには飛び込み先で人に会うのが怖くなって、公園で一人ボォ~と過ごす日もありました。そんな私を見かねて管理課長が「営業を離れて他の職種が必要な支店や営業所を探してあげようか?」と言ってくれたのですが、他の職種、例えば技術系の仕事がいきなり出来る訳はありません。

それに個人的な理由でこの一年間だけは転勤したくなかったのです。

これはあまり人にも言ってない話なのですが…、広島に戻ってすぐに週末だけの演劇サークルに誘われていて、旗揚げ公演を成功させたかったのです。いくら何でも本格的に演劇の道に進もうとは思わなかったのですが、出来たら人を減らしたい会社という組織とこんな自分を必要としてくれるサークルを両天秤にかけたのです。

さんざん悩みましたが、では辞めてどうするか答えが出ません。

そんな時、身内に肩や背中が痛くて某治療院に通っている人がいて治療院という仕事があることを聞きました。これからは高齢化社会なので仕事はたくさんあるし、開業も出来るし、開業できなくても病院に就職する道もあるし、これまでは社会的偏見もあったからまだ注目もされていないという話でした。

それになるには鍼灸か柔整かマッサージの学校に行けば良いと…

これまでも会社に入ってから社内の機器の修理に回るサービスマンを見ていて、技術や専門知識を持っている人をずっとうらやましく思っていました。

機器の修理ではなく身体の修理=治療の業界は年をとってから入る人も多く、今からでも手に職がつくと思い、公演終了まではアルバイトしながら過ごし、その後は趣味の演劇もスパッと辞めて一からやり直そうと決め、治療の世界を全く知らないまま会社を辞める決意をしました。

本当、認識も甘く、世間のことも知らない情けない話ばかりですが…、

人と接することが出来ずに会社を辞めたのに結局は今も人と接する仕事をしているとは…、
因果なものですね。

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“成ることは成る 成らぬことは成らぬ”数日前、お客様に勇気づけられた言葉です。新しい道に進もぅとしている私に『サッチャン、成ることは成る様になっとるし、成らんことはな、成らん様になっとるけぇ』と云って下さった。心が、軽くなりました(*^ー^*)

転機にあるときに言われた言葉は嬉しいものですよね。私の師匠でもある林先生は「成せばなる。成らぬはあんたがせんからや」とも言ってます。やればできるんだと。

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しんそう岡山駅前

Author:しんそう岡山駅前
鍼灸専門学校(指圧科)の在学中に「しんそう療方」と出会い、現在はマッサージ他全ての対症療法を捨て、無痛で体のゆがみを治すしんそうの専門院を開いています。

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